キンクロハジロを食べる!(閲覧注意、鴨の解体写真が有ります。)
こんにちは、カブマニアです。
先日初獲物を取り損なって、ラインで騒いでいたら、師匠が「キンクロハジロなら、有るよ!」(ちょっと意味深!)
これには、ちょっと罠が仕込まれています。(^^ゞ
何故なら、恐るべし海鴨だからです。
鴨は大きく分けて誰でも喜ぶ美味しい陸鴨。
真鴨やカルガモですね。
今回カブマニアが取り損なった美味しいカルガモ。
狩猟鳥獣の鴨で一番大きい?人気者。
陸鴨に対して、ハンターに余り人気が無い海鴨。
独特の癖の有る味わいだそうです!
勿論個体差や調理法で味も変わるので良くわかりません。
味の違いは、ハンターのいうところ、食性だそうです。陸鴨は主に植物で、水草とかドングリとか食べます。
海鴨は動物食で魚とか貝とか食べます。
牛でも食物で味が変わりますよね!
オーストラリア牛は牧草ですので少し草の匂いがしますし、アメリカ牛はコーンなどの穀物なので臭みは少ないです。和牛なんかは、生産者で餌を研究して変えていますから結構味が違いますよね。
ケンタッキーのハーブ鶏なんて良い例です。
(無知なカブマニアは、最初ハーブ鶏ってハーブに漬け込んだ鶏と思っていました。(^_^;))
今回の獲物はキンクロハジロ、頭にポニーテールが有ります。
猟師初心者のカブマニアは何を食べても初めてです。
いただいた鴨は一週間熟成した物です。野生の鳥は筋肉で堅いので熟成すると少し柔らかく、旨味も増します。
早速羽むしりをします。(^_^;)
「これが面倒くさいんだなぁ。」
「???」(ウーム、何やら不安が増します。)
「うわぁ!これは、くさい。」
(海の匂い、良く言えばクサヤの干物、悪く言えば腐った魚の匂い。)
「ウーム、これはかなり手ごわいかも!」
勿論臭いだけで、腐ってないので当然食べます。(*_*;
(大丈夫かぁ?頂いた事を後悔し始めます。)
猟師ですから、駆除以外の獲物は大事にいただきます。(まあ、鶏でも命をいただくのは、同じなんですがね。)
羽をむしって、綿毛を火であぶって食材となります。
「さて、どう食べようか?」
かなり手ごわいです。ともかく臭み消しです。
中華で良くあるのが、紅茶に浸す方法です。
「紅茶無いから、とりあえず緑茶にひたそう!」
浸す事数時間。
「まだ、厳しそう。牛乳とヨーグルト、味噌に一晩漬けて味噌漬けだな。」
翌日見ると、白い液体がかなり茶色くなっていました。
「かなり匂いがなくなって食べられそうだ。」
胸肉は普通にローストして、枝肉は簡単に市販のタンドリーチキンの粉で焼きました。
さて、ローストの試食です。殆ど臭みはなくなりました。(遠くに海の味がします。(笑))うま味も流れてしまっているとは思いますが、普通に「やっぱり、鴨の味だな!少しレバーの味がする。」
鴨は赤身なので基本的レバーぽっさがあります。魚の赤身が運動量の多いマグロに有るように、海を越えてやって来る鴨も赤身?みたいです。(個人の思い込みかもしれません。)
次回は甘めのハニーソースか、みかんか、ブルーベリーのソースで頂きたい所ですね。
簡単に作ったタンドリーチキンは、普通にタンドリーチキンでした。(^-^)
やっぱりカレーは最高の臭み消しです。(笑)最後はカレー粉つければ大体食べられます。(笑)
カブマニアも少し経験値が上がったようです。
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