大分寒くなりましたね~
日差し振りの狩猟ネタです。(汗)
台風の影響で猟場は激変しています。(@_@)
本当に大変な災害なのを改めて実感します。
11月になっても夏日などで、今年の紅葉、落葉の遅れでも、温暖化をひしひしと感じていきます。
(1メートル位の小川のかるがも、銃砲禁止区域です。(T_T))
やっと猟期になって、早速出猟して来ました。(^-^)
カブマニアの狩猟のメインはエアーガンによる鳥猟で、たまに大物猟に参加します。
去年はまぐれで、雉を仕留めましたので、なんとか実力で(有るのか?)鴨を仕留めて、年末を鴨鍋ですごしたいですね。(笑)
初猟初日、いつものみかん園をちょっと覗いて早めに近くの池に向かいます。
鴨猟は最初に行かないと鴨はいなくなってしまいます。(汗)捕られ無くてもしばらく戻ってこないし、猟期終わりには鴨は寄りつかなくなります。
今回の場所は猟場の中ですので猟師さんが歩けばあっという間に撃たれます。(おぉ!多分。)
「まあ、多分居ないだろうなぁ。」と近くにカブを止めてゆっくり覗いてみます。
「おぉ!いる!真鴨だあ!!!」
鴨はゆっくり左側の陰に隠れました。
はやる心を抑えて、準備して再び覗き込みます。
「居ません。全く見えません。(T_T)」
(しまった!でも羽音はしないから、どこかにいるはず。)
場所を変え色々な向きから、探しますが見つかりません。残念ながら撤退です。(T^T)
反省
やっぱり無駄だと思っても、獲物がいるつもりで行かないとチャンスを逃します。
猟二日目
前回を反省して、着いたらすぐ空気銃を用意してコソッと覗き込みます。
「ウッ、いないなぁ(T_T)」
ため息混じりに周りを見渡します。
「おぉ!カルガモがつがいでいる!しかも全く気づいてない!」
メチャクチャチャンスです。距離25メートル位。回収ポイントとしてはちょっと微妙です。
スコープを合わせます。まだ、気づかれていません。両方共にこちらを向いています。
スコープを合わせながら、「メチャクチャチャンスじゃないか!外す訳が無い。」
余裕があると、色々邪念が浮かびます。(初心者だね!)
「本当にカルガモかぁ?」狩猟には撃って良い鴨といけない鴨があります。
「頭のすじ模様、黄色い嘴、二匹同色のペアー間違い無い。どうしょうかなぁ、ペアーだし!」
邪念?仏心?がわきます。(この為に何年も用意しているんだ。)
鴨は強いので致命傷を負わせ無いと逃げてしまいます。狙うのは、頭から、胸です。
今回は、頭を狙って頭の三センチ下を狙います。
25メートル先のコインを打ち抜けるでしょうか?
(カブマニアは50メートル先でスコープの真ん中に当たる用に調整して有ります。そのため近い距離だと弾は真ん中より上を飛びます。)
「パシュ!」2三回羽ばたいた後絶命しました。
さて、問題は回収です。8.5メートルのロングタモ(たま網ですね。)では、ちょっと届きません。反対側の岸なら届きそうなので、川を渡って反対側の岸部を歩いて行ければ回収できそうです。
川上にさかのぼって川底を歩きます。
「ウォー!足が抜けない!」(これはやばい!!遭難する!)
ブーツの上まで泥が入り、挙げ句の果てに転倒しました。本当に危ないので、すぐ撤退します。(大汗)
仕方ないのでこちら側の一番近い所に戻ります。
ロングタモが8.5メートル。鴨は9メートルでしょう。30分格闘して、膝まで水中に入って(泥だらけなので気にならない。(笑))頑張ったけど、届きませんでした。
「切りがない!秘密兵器カモキャッチャーを取りに行こう。一時間ですむ。」
人目が無ければずっと、ゆっくりタモで回収していられるのですが、50過ぎのオッサンが8メートルの網で池をバシャバシャしている姿は、見られたくないですね!( ・_・;)
一般人に見られると確実に不審者扱いになって、場合によっては警察に通報されます。(あぁ!)
もちろん、カブマニアは違法なことは、全く無いのですが、無駄なトラブルは勘弁です。
急いで自宅に戻ります。銃も必要ないのでガンロッカーにしまいます。
(ウオォ!今日は初獲物で鴨鍋だぁ!)
交通事故も起こさず無事到着です。
「???」
(なんでいないんだ?)(x_x)
姿形全く有りませんでした。( ・_・;)
どうやら、鷹か猟師さんが持っていったようです。
平日なので猟師さんがたまたま来たという感じでも無いので、鷹の可能性大です。
カモキャッチャー持って来ていれば良かった。(やっぱり本当に捕れると思って無いなぁ。(笑)まだまだ修行が足りないようです。)
カモキャッチャー、こんな感じでリールの付いた竿で投げて、引っ掛けて使用します。
カブマニアは釣りは全く経験有りませんのでリールの使い方がわからないので持って来なかったんですね。練習しないとね!
カモキャッチャーのケースです。これで安心して持ってこれますよ。
後日談
仲間にカモ取り損ねたと話したら、仲間が「金黒ハジロなら有るよ!いる?」(よっぽど、悔しいそうだったんでしょうね。(笑)金黒ハジロは海鴨なので余り人気が有りません。)
「おぉ!天の恵み。ください。とりあえず色々食べてみたいです。ありがとうございます。」
そんな訳でカルガモ撃って、金黒ハジロをゲットしたカブマニアです。
次回は、くさやの匂いのする金黒ハジロと格闘します。(笑)